日々是好日 暮らし見直す 減プラスチック 

暮らしの中のプラスチック削減の記録。

洗濯から脱プラスチックと環境問題の話

調べていくと、どんどん広がっていくプラスチックと環境問題の話。

 

深く気になりだしたのは、洗濯の必要性から。

 

洗剤の詰め替えプラスチックが頻繁にでること。

洗濯回数が増えて、水を汚しているのではないかしら?

 

詰め替えプラスチックの問題は、ゴミ処理問題へ。

プラスチックは自治体で分けて回収されているけれど、本当にリサイクルされているのかしら。

リサイクルするのと燃やして熱回収するのはどちらがいいのかしら。

燃やすとCO2が出るけれど、、、

日本のごみ処理施設はよくできているようにみえるけど、海外の設備はどうなっているのかしら。

中国のプラスチック海洋流出問題の、プラスチックは日本から輸出されたものもある。

禁止された今、焼却やリサイクルしきれずたまっている問題。

どうして海外に輸出するようなプラスチックがあるのか。

産業廃棄物の話。

マイクロプラスチックがプラスチックに劣化や洗濯により海に流れ出ているということ。

 

水の処理は、下水処理問題へ。

下水処理すれば、洗剤の化学物質は海や川へ流れでないのかしら?

分解しきれないものはないのかしら。

それは土壌を汚染しないのかしら。

下水処理のしくみってどんなだっけ。

 

共通してくる最終処分場問題。

プラスチックを燃やしてダイオキシンなどの有害物質が出ないならば、極端な話すべて燃やしてしまえば、洗ったりリサイクルしたりするコストはなくなるし、シンプルでいいのかと思ったけど、最終処分場が不足するよね。

やっぱりごみは減らさなきゃ。

 

それに使い捨てプラスチックが多いと、ポイ捨ても起きるし、なかなか海へ流れ出るものは減らないかもしれない。

 

家庭からでる一般廃棄物よりも、産業廃棄物のプラスチックごみの方が問題が深刻。

消費者が求めなければ、減らせるのかもしれない。

 

もう少し進んで、脱プラスチックの製品を作ってもらうように働きかけたり、学ぶ場を提供したりすることの大切さを感じます

 

増え続けるごみ問題は、いまだ解決されない問題だなあとつくづく。

 

問題が複雑なだけに解決策も一つではない。

身の回りでできることを探しつつ、大きなうねりとなりますように。

現時点でのベストな選択をするために、学んでいます。

マイクロプラスチックの衝撃

プラスチックの問題には様々なものがあります。

 

海にある大量のプラスチックごみ。

大量のプラスチックごみが5mm以下に砕かれたマイクロプラスチック。

化学繊維(プラスチック)から出るマイクロプラスチック。

さらに、洗濯洗剤や歯磨き粉にふくまれる0.5mm以下のマイクロビーズ。

 

それにより、

プラスチックを食べて消化できずに死ぬ生き物がいる。 

マイクロプラスチックはプランクトンと一緒に魚の体内に入り、蓄積されていく。

マイクロプラスチックには、毒性が強いために現在は使われなくなった農薬などの化学物質が付着していることがある。

マイクロプラスチックを食べた魚が食卓に上がる。

 

化学繊維、歯磨き粉や洗剤からもマイクロプラスチックがでているとは。毒性のある化学物質を吸着したマイクロプラスチックを魚が食べているとは。

 

希望を捨ててはならないし、健康被害が明らかになってからでは遅いのだと思います。

 

私にできることはあるでしょうか。

3R。Reduce,Reuse,Recycle

+Refuse,Repairで5R。

 

これに尽きるのでしょう。

 

新たなプラスチックは買わないようにしよう。

今あるプラスチックは長く使おう。

使い捨てのプラスチックは断ろう。

使い捨てのプラスチックは使わないようにしよう。

ポイ捨てはしない。

プラスチックはリサイクルへ。

洗濯によるマイクロプラスチックの流出をとめたい。 

 

おそらく一番大事なのは、ポイ捨てをしないこと。

落ちているプラスチックを放置しないこと。

 マイクロプラスチックを排出しない工夫を。

 

気になっているのは、リサイクルに出したプラスチックはどのくらいリサイクルされているのでしょうか。

 プラスチックに吸着する化学物質はどんなものでどこからきているのでしょうか。

 

今日図書館で見つけた本。

とても分かりやすく、問題の全容が書いてあります。

「プラスチックプラネット 今プラスチックが地球をおおっている」 評論社 

ジョージア・アムソン=ブラッドショー

大山 泉 訳

 

読んでみてください。

 

 

洗濯マグちゃんの話

脱プラスチック、はすぐには無理そう。

でも、減プラスチックならばできそう。

 

最近、洗濯の回数が増えていました。

一日2回。朝晩にしています。

ドラム式の洗濯機で、なんとなく洗い切れていない印象をもっていたので、

ここのところは、水量も増やして、洗濯をしていました。

 

水道料金は跳ね上がり、洗剤もたくさん使います。経済的にも、環境的にも減プラスチックの観点からも、理想とはかけ離れてきていました。

 

余談ですが、

下水道が整備されている現在では、洗濯の回数が増えることが、環境汚染であるという認識が薄くなっているように思います。私自身も下水処理されているから環境への負荷は少ない、と認識していました。

実際、その通りで、水環境中へのインパクトは、現在は、それほど大きくはないようです。しかしながら、下水処理をするにあたり、水が汚いと当然使われる活性汚泥の交換頻度が上がったり、下水処理へ負荷がかかったりすることも事実です。家庭排水の割合が全下水のどのくらいを占めるのか、そうち洗濯の排水の割合はどの程度なのかなど、知っておくべき指標はあるかと思いますが、すべてはつながっているのですよね。

 

汚水を流すわけですから、どこかがそれを引き受けなければならない。

と考えると、やはり環境に優しい洗濯というのは、やるべきなのでしょう。

 

減プラスチックの観点では、市販の合成洗剤にはプラスチック容器が付いて回ることです。詰め替え用の袋になり、一昔前より、プラスチック量が減っているとはいえ、ほぼワンウエイです。ましてや、洗濯回数と洗剤量が増え、以前よりも我が家で出すプラスチックごみは増えています。

 

どげんかせんといかん!!

もう一歩踏み込みたい。

 

環境にやさしい洗剤というのもたくさんある。

でもどれもプラスチック容器。シャンプーバーというのが海外にはあって、容器をもっていくと直に入れて購入できるようですが、当然我が家の近くにはありません。

粉せっけんは、ドラム式なので使い勝手がよくない。

 

そんな時、洗濯マグちゃんを見つけました。

水とマグちゃんだけで洗うので、洗剤を使う必要はありません。

洗剤の袋という減プラスチック、環境汚染の軽減も達成できる。

300回使用できるそうなので、約一年間使用できます。

良いことです。

 

ただ、マイクロプラスチック問題については、マグちゃんの袋が、化学繊維です。

洗濯する度、マイクロプラスチックが流れ出ます。

とても残念。

もしかすると、洗剤の詰め替え用の袋については、きちんと分別してゴミに出せば、水環境を汚染することにはならないかもしれないです。その点においては、合成洗剤の方がいいのかもしれません。

 

使われるプラスチックの量、下水処理への負荷、という点から、

現時点では我が家ではマグちゃんを採用しています。

マグちゃんの袋が、天然繊維になるとよいなと思いながら。

 

長くなったので、

使用した感想などは、また別のブログで。

 

3R(reduce,reuse,recycle)を心がける毎日を。

プラスチックを減らそうと思い立った日

なんとなく、プラスチックは減らそうとか、洗ってきれいにしてリサイクルとか、意識はしていたものの、最低限、の毎日でした。

 

元来クラフト好きなもので、石鹸を手作りしたいと思い検索していたところ、どうやってか、ヘチマスポンジを使っている方のページへ飛び、いつも使っているスポンジからマイクロプラスチックが流れでていることを知りました。

 

最低限環境に配慮した生活を送っているつもりでしたが、何気なく使っているものが、環境へ負荷をかけることになっていたとは。

 

衝撃でした。

調べていくうちに、化学繊維からも洗濯時や、生活の中でプラスチックが抜け落ちているのだそうです。

 

何かせねば。

 

その一方で、

脱プラスチック生活をしている諸先輩方のブログを読み、地球環境への配慮もさることながら、試行錯誤してなんと充実した生活を送っていらっしゃるのか。

 

大きなことを言えば、子どもたちの未来のために。

地球上の生きとし生けるもののために。

小さな力だけど、未来につながるように。

 

特別自給自足ができるような田舎に住んでいるわけでもなく、

普通のスーパーで買い物をし、子育てをしている私。

そんな私でも、心がけや意識付けで、

どんな生活ができるのか、やってみたいと思います。