脱プラスチック、はすぐには無理そう。
でも、減プラスチックならばできそう。
最近、洗濯の回数が増えていました。
一日2回。朝晩にしています。
ドラム式の洗濯機で、なんとなく洗い切れていない印象をもっていたので、
ここのところは、水量も増やして、洗濯をしていました。
水道料金は跳ね上がり、洗剤もたくさん使います。経済的にも、環境的にも減プラスチックの観点からも、理想とはかけ離れてきていました。
余談ですが、
下水道が整備されている現在では、洗濯の回数が増えることが、環境汚染であるという認識が薄くなっているように思います。私自身も下水処理されているから環境への負荷は少ない、と認識していました。
実際、その通りで、水環境中へのインパクトは、現在は、それほど大きくはないようです。しかしながら、下水処理をするにあたり、水が汚いと当然使われる活性汚泥の交換頻度が上がったり、下水処理へ負荷がかかったりすることも事実です。家庭排水の割合が全下水のどのくらいを占めるのか、そうち洗濯の排水の割合はどの程度なのかなど、知っておくべき指標はあるかと思いますが、すべてはつながっているのですよね。
汚水を流すわけですから、どこかがそれを引き受けなければならない。
と考えると、やはり環境に優しい洗濯というのは、やるべきなのでしょう。
減プラスチックの観点では、市販の合成洗剤にはプラスチック容器が付いて回ることです。詰め替え用の袋になり、一昔前より、プラスチック量が減っているとはいえ、ほぼワンウエイです。ましてや、洗濯回数と洗剤量が増え、以前よりも我が家で出すプラスチックごみは増えています。
どげんかせんといかん!!
もう一歩踏み込みたい。
環境にやさしい洗剤というのもたくさんある。
でもどれもプラスチック容器。シャンプーバーというのが海外にはあって、容器をもっていくと直に入れて購入できるようですが、当然我が家の近くにはありません。
粉せっけんは、ドラム式なので使い勝手がよくない。
そんな時、洗濯マグちゃんを見つけました。
水とマグちゃんだけで洗うので、洗剤を使う必要はありません。
洗剤の袋という減プラスチック、環境汚染の軽減も達成できる。
300回使用できるそうなので、約一年間使用できます。
良いことです。
ただ、マイクロプラスチック問題については、マグちゃんの袋が、化学繊維です。
洗濯する度、マイクロプラスチックが流れ出ます。
とても残念。
もしかすると、洗剤の詰め替え用の袋については、きちんと分別してゴミに出せば、水環境を汚染することにはならないかもしれないです。その点においては、合成洗剤の方がいいのかもしれません。
使われるプラスチックの量、下水処理への負荷、という点から、
現時点では我が家ではマグちゃんを採用しています。
マグちゃんの袋が、天然繊維になるとよいなと思いながら。
長くなったので、
使用した感想などは、また別のブログで。
3R(reduce,reuse,recycle)を心がける毎日を。